責任
先ごろ報道などで発表されたCOCOAの件、どうなんでしょうか。多企業受託で責任の線引きが出来ていなかったことが元凶とか。そもそも発注元の厚労省が慣れない仕事に手を染めたことによるという記事が出ていましたが、確かにとは思いますが、何ともいわゆるお役所仕事に見えます。3億円ほどの発注額だったように思います。これほどの税金を使うなら慎重になるはず。受ける方は、慣れてないはずはないのでソフトの重要性を考えればしっかりと書くべきであったろう。契約ごとは自分有利になるように交渉するのが基本です。気が付いたとしても相手が気が付かなければそのままということもなくはない。つまり、発注元にも問題はあったんだろうが、受注側にも大きな問題があったと思わざるを得ない。ほんの少しの額を返却したようですが、それでよし何だろうか。若いころ、よく”うまくいかなかったらどうやって責任を取るんだ”と言い合いになり心の中では”やめて済むのであればいつでも辞めてやる”と思ったものだ。責任を取るということは辞めることなのか。お金を返却して終わるのか。ちゃんとした後始末が必要なんじゃないかと。