CASE
“場合、事例”などを指すいわゆるケースではなく、今百年に一度の変革を迎えていると言われている自動車業界でその中枢をなす技術領域の頭文字によるものとのことです。Connected,Automonous,Shared,Electricとのことです。多分、”ケース”という読みでいいと思いますが(笑)。ある技術が進むことで関連する技術が進み、更にそのもととなった技術を進ませるということがあります。また、単発ではまだまだと見られていたものも同様にそれぞれがある域に達すると一気に製品・サービスの可能性を現実のものとして意識させます。まさにCASEがそれを示しているようにも思えますね。私たち世代は、車を持つことがステータスであり、運転を楽しむこと(敢えて言ううと渋滞も!)が趣味の一つでもありました。予約した車が到着し、行き先をマップで指定してボタンを押すと、YouTubeを見てたら到着という時代が目の前に来ているように思えます。XXber配達員は全て自動配送車に置き換わり、都市交通バスは無人になり、高速では無人トラックが車列をなして走っている。なんともSFな世界が目の前です。ITを他人ごとに思っている人は少ないでしょうが、若い方は現実味を持って備えるべきでしょう。あなたは何ができますか。