DV

SSL証明書には、レベルが3つあり、DV(Domain Validation),OV,EVとなっています(と思ったら、OVと同等のIVというのもあるらしい)。インターネットにアクセスするときにブラウザ上にhttpsで始まるURLの先頭に鍵マークが表示されていると思います。鍵マークがあるとSSL証明書によりそのサイトとの通信は暗号化されており盗聴されにくいという意味になります。逆に言うと鍵マークのないサイトで個人情報などを入力するのはそこそこ危険ということになります。かなり個人的なサイトでもなくなりましたが、一方で予算の関係なのか自治体の下部団体などでも見かけることがまだあります。よほど、無頓着なんだなと思います。DVは誰でも申請すれば基本的に取れます。OVは、法人の存在確認がある程度厳密に求められるのでより安心感のある証明になります。個人情報を多数扱うようなところはこのレベルを持った方が信用に繋がるかと思います。EVは更にそれ以上の証明が付帯されます。弊社でもDVを取得しようと思いました。利用しているプロバイダーへ会社名義の電話料金領収書の提出を求められました。一人合同会社を自宅で立ち上げるという部分で経費削減を兼ねて、自宅回線の第2番号を取得し使用している関係で領収書は個人名義でしかありませんでした。いろいろ手を尽くして事情も説明しましたが、海外のプロバイダーということもあってか聞き入れてもらえず、やむなくDVとしております。もちろん、実務で影響することは現状ではまずないのですが、DVは”企業としてどうなん”という思いもあったので残念でした。ちなみにですが、.co.jpは、日本国内にある法人でないと取れません。まぁ、だからといってまっとうな会社という証明にはならないのですが。(笑)

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