FUGAKU(3)

この時期が来たんだなと思う一方で少し距離も感じます。目にされた方も多いと思いますが、(とびっきりハッピーなニュースではないので扱いも小さ目です)日本の誇るスパコン富岳がついにトップの座を奪われました。評価項目5つの中では2つはまだトップとのことで、実用性を兼ね備えたスパコンの地位は揺るがないとも思います。ただ、ランキングされる指標をみると完敗とも言えますね。まぁ、富岳が1位になったときも圧勝はしてましたので、トップ交代の時はこんな感じなのですが、数字が与えるインパクトは強烈ですね。アメリカのフロンティアというスパコンでAMDのアーキテクチャとのことで、富岳もそうだったと思いますのでしばらくはこの時代が続くのでしょうか。秋のSCに向けてアメリカでは第2、第3のマシンが結果を出してくると予想されてますし、中国も既にこの程度の数字は出しているとも報じられています。普通の方には、それで?っていう感じかもしれませんが、私には楽しみであり、技術的な動向であったりを知る良い機会になり、刺激をいただきます。インテルもがんばれって思いますが、コンシューマ向けでそうも言ってられない状況もあるでしょうね。でも、この小さな日本が、アメリカや中国と競争できる技術力、経済力をほんとうにすごいと感じる今日この頃です。先人達の努力に胡坐をかかず、発展を維持し更には社会貢献度という意味でも世界に誇れるようになっていきたいものです。

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