線状降水帯予測
最近の天気予報は良く当たると感じています。”当たる”と言うと関係者は憤慨されるかもしれませんが(笑)。これから台風シーズンに向かって、線状降水帯の季節にもなります。このような現象はここ数年に顕著になって来たと思います。歴史としては浅いですが、被害が大きくなりますので事前準備としての予測というものに注目が集まっています。ただ、報道によれば予測精度は1/3程度らしいです。先の天気予報の精度からするともっと予測精度良く出るものかと思っていましたので意外でした。それだけ複雑で時間的な遷移が急なものだということでしょう。スパコンによるシュミレーションも行われているとのことですが、報道によれば観測データが少ないので制度が上がらないという事が紹介されていました。まだまだ計算予測と言うのはこの程度で、自然は偉大です。また、被害を経験した35の都道府県の7割がこの予測に対して対応を決めていなかったとの報道もありました。人命にかかわる被害になることも多いですが、避難準備というのは個人もそうでしょうが、自治体の負担というのも大きいのではと想像し、せいぜい3回に1回しか当たりませんと言われるとどうしても後回しになるのも理解できるような気がします。外れるとそれはそれでよかったよかったでいいのではと傍で見る分には思えますが、非難する人もいるでしょうし、職員の方も大変だと思いまし、そんな状態が続けば信頼を失う事にも繋がります。しかし、そんな状態だということを知らしめることは重要かとも思いますので、自治体の方は対策を進めてくださいませ。時たま、竜巻警報がTVに移りますが、あまりに範囲が広いので”ん!”とは思うものの何もしたことは無いのですが。。
因みに、専門用語部類に入るそうですが、training という単語があるらしい。