スパコン

スーパーコンピュータを略してスパコン。何がスーパーかと言うと、ざっくりですが基本的には計算速度の速さになります。コンピュータの世界には速さを表す指標として、整数演算や実数演算が1秒間に何回できるかという数字があります。これは演算装置の性能を表しており、アプリケーションの速さでは通常ありません。普通、プログラムは両方の演算を含みますのでプログラムの性質や作り方で変わってきます。周辺部品の性能も影響します。数字を見て、いざ自分のプログラムを動かすと”あれっ”と言うのはあるある話ではあります。スパコンにはTOP500と言うランキングがあります。ある種公平な比較で世界一速いコンピュータを決めようというもので、もちろんコンピュータ技術の発展のためにでもあります。年に2回行われる大規模コンピュータカンファレンスに合わせてランキングが更新されます。日本の富岳(Fugaku)が2連覇したとの報道を見られた方もいらっしゃるのではと思います。2位の米国製と比較しても倍以上の性能差があります。詳細スペックの評価はそれぞれあるとは思いますが、少しでもこの世界にかかわった人間としては誇らしいことでもありますし、まだまだモノづくり日本ここにありと思わせてくれます。

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