API

まず、この度の東北・関東地方に起きました地震により被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

APIは、Application Programming Interface の略で、ソフトウェアやそのコンポーネントを利用する場合の仕様を意味します。何を送れば、何が帰ってきてと言うようなやり取りするデータの仕様という感じです。COCOAの不具合はどうやらOS側でAPIの変更があったことに対応できていなかった部分があり今回の不具合に結びついたということのようです。結果的には見落とした、チェックが甘かったということではあるのでしょう。ソフトウェアは通常、様々なコンポーネントの集合体(ライブラリー)を使い、構成されます。例えば、sin,cosのようなものも数学ライブラリーのコンポーネントを使います。そのAPIが勝手に変更されては正しく動かなくなります(互換性の問題)ので、提供する側は使う側に影響があるような変更は、影響が無いように名前を変えるとか、敢えてエラーにして注意喚起するとかします。OSはどんどん新しくなりますので、継続的なメンテナンス・チェックが必要で、どうやらこの辺りの想定も不足していたのではと言うような記事でした。

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