Security

 某国営放送のニュース番組でテレワークにおける個人情報のセキュリティについて短い特集がありました。テレワークにおいて個人情報を扱う業務での対処事例の紹介です。まず、端末側では、作業者以外が画面を見るようなことがあれば自動的に即座にブラックアウトし見れなくするようなシステムが導入されていました。それとこの作業者の後方にはスマホがぶら下げられておりその映像が常時上司に映し出されているというものでした。上司もそんな暇ではないでしょうから、録画もされているでしょうね。作業者の方は、疑われずに済むので良いと思いますと答えられていました。MCの方は、テレワークの可能性が一つ広がりましたねと結んでおられました。皆さんはどう思われますでしょうか。カメラによる監視は会社空間と捉えれば許容範囲に入ると思います。過敏な方は人権問題的な捉え方をされるかもしれませんね。会社フロアではこんなに直接的ではないにしろ、同僚や上司に囲まれて仕事をしているのでそれは周りの目から監視されているということになるかと思います。だからそれが抑止力になるわけですね。また、企業に取って重要なのは個人情報だけではなく、個々の技術が持つ営業情報や技術情報もですので全てのテレワークに(本当は)必要な環境と言えるでしょう。あくまでも職場環境を再現するという意味に置いてです。更には、コンピュータウィルス対策なども必要なので本当にお金のかかる話になります。でも、これらは何も問題が生じないと”生じなかったこと”が成果であるはずなのに、無駄なことにお金を費やしているのではと思われるかもしれません。リスク管理の難しいところであり、ややもすれば後手に回ってしまう原因かと思います。

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