デジタル庁
やはり、このことに触れずにはおれない。立場により受け止め方はいろいろかとは思います。私も創業に当たり、デジタル化の有難さや縦割りの弊害を目の当たりにしました。が、これからそういうシチュエーションがたくさんあるかと言うと疑問でもあり、もう今更と思わなくもない。ワクチン開発が進み、いわゆる日常を取り戻す(ことを期待)とますます、そのメリットとコストを疑問視する向きが出てくるのではないかと想像しております。進めて欲しい派ではありますが、相当困難な作業になるのは想像に難しくない。例えば、住所。2丁目、ニ丁目、2-とどれも”にちょうめ”を表す住所表記として郵便などには使えるが、”2丁目”はマイナンバーカードにある住所、”ニ丁目”でないと法人登記には使えない。こんなことが山ほどあって調整現場はさぞかし修羅場になると思います。今メリットが無くても、少しぐらい使い勝手が悪くても、使ってあげましょう。使ってから文句を言って、良いものにしてもらいましょう。若い世代が必要とするころには、きっといいものになっているはずだから。