ブレイクスルー
本来、一段突き抜けた発想やアイデアを持って問題解決などを成し遂げたようなときに使っているように思っております。その感覚から昨今見ることが多くなったブレイクスルー感染という言葉にどうにも違和感を感じます。情報を平ってみると、”ワクチン接種という防壁を突破して感染する”ということを指すというのが一般的な解釈のようです。ウィルスがワクチンによる抗体防御をすり抜けるためにあの手この手を考え今までの概念を超えたウィルスが感染を成し遂げたということでしょうか。(もちろん、私は専門家ではありません。)そもそも治験の段階で100%が保証されてはいないのだから人間側の状態などの組み合わせで接種後も感染することが予想はされていたはず。 ブレイクスルー感染を成し遂げたウィルスと成し遂げられなかったウィルスを比較するとどこにブレイクスルーがあったのかわかるようにも思いますが、研究されているんでしょうね。デルタ株が一気に置き換わったように、このブレイクスルーが変異として起きているのであれば、また波が来るように思います。いままでのワクチンが効かないという変異を持って。。。明るい将来を予測させる技術としてブレイクスルーを使う日々になることを願うばかりです。