シャドーIT

情報によれば、経営層やシステム管理者の管理・把握外で従業員などの判断で導入・運用されているシステムを指すとのこと。テレワークなども増え、また、ZOOMなど無料版である程度のことができるツールも増えたので使ってしまうということはあるにせよ、管理者としては悩ましい問題である。まぁ、そもそも社員教育やガバナンスがなっていないとも言えるかと思いますが、世の中の速い動きに対して会社設備が追従しきれないことも多いのも事実かと思います。紳士協定という言葉があり、残念ながらよく使います。”○○はしないこと”というルールを決めても、実際にはそれを行ったことを証明するものがない場合に使います。紳士協定を支えるものは、万が一”バレたら首になる”、”会社に損害を与える”等の恐怖心による抑止力かなと思います。その意味で、会社への正義心と言うのは重要なファクターだと思います。いい会社、楽しい会社ならそれを壊すことをしようとはしないでしょうから。全ての経営者はそう思ってくれることを表面的であれ願っていると思いますが中々そうではない現実があります。誰だって不満の一つや二つはあるでしょう。これらが会社にとって脅威にならないようにするのがガバナンスかと。ソフトウェアの技術も進歩しておりますが、全てにエビデンスを作るようにすると相当な費用と使い勝手の犠牲が生まれます。この辺りの線の引き方で、シャドーITの温床に繋がったりするのでと思います。

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