F1
自動車レースの最高峰とされるFormula 1を意味し、詳しくはなくてもF1を知らない人はいないのではないでしょうか。世界中を転戦し、近年は日本・鈴鹿でもレースが行われます。Hondaが今年を限りに撤退するとのこと。更にその年に年間王者に返り咲きました(敢えて返り咲いたといいましょう。事実ではあります。)。機械工学を学んだ技術者としては残念で寂しい限りです。スポーツであれ、自動車であれ、コンピュータであれ、トップ技術を競う場で日本の活躍が見れることは心躍らせてくれます。うん十年前、前職で縁がありT社が参戦していた時にドイツ・ケルンのF1拠点で数日仕事をさせていただいたことを思い出します。コンピュータによる設計力が勝敗を分けるようになった時代でした。私自身の力ではないですが、密かな自慢でもあります。確かに膨大な費用が必要とされるF1は、日本的文化ではその参戦意義を納得させることが難しいのかもしれません。この狭い日本に世界に通用する自動車メーカーが何社もあるというのに。。かつて、日本はスーパーコンピュータで世界を席巻しました。今は、FUGAKUの富士通のみがかろうじて面目を保っているように見えます。自動車もEVなど脱炭素の波に飲み込まれようとしています。がんばってほしいと願うばかりです。