RAM/ROM

先日スマホに買い替えたいという方に付添(お店の人に言いくるめられないように)を依頼され、ご一緒しました。某ショップの店員さんにスマホのメモリーを質問すると128GBですとのこと。”ほう”と思いながらカタログに目をやると6GB/128GBと書いてあり、そうなんだよねって思い、ふとRAM/ROMと書いてあるのに気が付いた。ROM!? Read Only Memoryと頭の中で反芻しながら、メーカーまで勘違い?ミスプリ?なんて思いながら帰路につきました。PCを説明する時にまず、メモリーと記憶領域の説明に苦心します。純粋にPCではメモリーと言うと基本的にはプログラムが動作するRAMのことを指します。記憶領域はディスク領域と言うのが多いと思いますがストレージとも呼ばれたりします。つまり、私はスマホのRAMのサイズを聞いたつもりだったんですが、店員さんはストレージのサイズを答えたというわけです。でも、ROMってどういうこと!?改めて情報を検索するとちゃんと解説されてました。ROMは本来”読み込み専用メモリー”でプログラムなどを焼きこんで(この表現も古い!)使うものです。ところが、読み書き可能なROMが出てきて(フラッシュROMなど)、それらがスマホのストレージとして使われているということから、冒頭の表記が多いそうです。”多い”と言うのも、メモリー/ストレージと表記しているメーカーもありましたので。名前の指すところの遷移はハードウェアの進歩の歴史を垣間見るようです。ただ、個人的にはROMという表記は違うんじゃないかと思います。デジタル庁様、共通のイメージを持てる何か呼び方を作ってください!

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