勝利

勝利至上主義と書くと今起きている悲惨な状況を連想されるかもしれませんが、そうではありません。今日は、こどもの日。先日、某新聞のスポーツコラム欄でクラブ活動での勝利至上主義からの変化について書かれていました。昔から、”参加することに意義がある”、”勝負は二の次”という言葉が極論的には反対側にありました。私は、勝負なんだから基本的には勝たないと意味がない、勝つために練習するんだという気持ちが強いです。アマチュアスポーツで敗者の慰めとしてでしょうけど、いい試合でした等と言われますが、どんな試合をしようとも勝たないとと思ってしまいます。ここまで頑張った、努力したという評価としての言葉なんでしょうけど。もちろん、そのために手段を選ばずという意味ではないです。選手寿命という考え方があり、学校の栄誉とかクラブの為に選手寿命が犠牲になるような至上主義はやはり問題です。ただ、学校や指導者はビジネスとしてその所属団体でのある程度目に見える実績を必要とされるので指導者も難しい部分があると思います。特に成長期は体だけでなく精神もアンバランスになりやすいので難しい指導になると思います。勝利がゴールであり、誰もがゴールに向かって努力する。勝負なので結果が全てと思っていますが、一方で努力の重さだけその過程にも意味があり、その努力があるから次につながるんだと思います。勝ちたい、うまくなりたい、痩せたい、大小さまざまな目標に勝利したいというところにスポーツが成立しているように思います。

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