マイクロチップ
6月1日は、様々な法律が改正施行されています。自分の環境が変わったこともあるかもしれませんが目につきます。中でもちょっとついにというか複雑な気持ちにさせられたものに、改正動物愛護法があります。その中のマイクロチップの装着が義務付けされたことが、少し驚きではありました。様々な議論を経て辿りついたことでしょうから安易に今更の意見を述べるのは憚られるのですが、どうなんだろうなと考えさせられます。犬や猫というペットは特に感情移入も大きいと思いますので、完全に量産物の管理と見なすようなことが(そう完全に生産物管理ですね)どうなんだろうと。たぶん人口的には一握りの人達の行いをコントロールできなくてここに至ったということは、これって人間社会のある意味における敗北のような気がしております。いわゆるトレーサビリティによって、飼い主が逃げれないようにするということですね。自治会におけるペットの糞害にも似たような状況があり、交差点のあちこちに監視カメラをつけましょう的な。自分のペットだというのが保証されるという点で利点もあるでしょう。良心とか倫理観とかでは人間様の弱い心は制御できないので、強い抑止をペットに押し付けてしまったんですね。