通信障害
時事ネタになりますが、この週末大手通信会社で通信障害が起こり社会に大きなインパクトを与えました。他のキャリアをお使いの方には、”へー、そうなんだ。大変だね。”ぐらいの印象かとも思いますが、当事者の方は連絡が遮断されてしまい辛い・不安な週末になったことでしょう。週末であったことは会社インフラ的には少し幸いだったかもしれませんが、お客様との連絡が取れないというのは双方にイライラを募らせたことでしょう。通信障害が起きると、自分自身の端末では知る術がなくなるので余計に訳が分からなくなる時間ができてしまいます。さて、報道によると障害時に元に戻したけれども負荷オーバーが重なり負の連鎖も生じたとのこと。もう一段のリスク管理ができていなかったことと言えますが、難しい領域とも言えるかなと思います。自分の会社のDB等重要なデータは、分散してバックアップしている方も多いと思いますが、それで安心されてませんか?確かにデータは保存されているかもしれませんが、サーバーが壊れたらってBCPされてますか。バックアップマシンまで用意しているところはコスト高なので少ないのではないかと思います。マシンとソフトが動いて、初めてバックアップデータが生きてくるわけですね。前職の並列コンピュータでは、BIOSのリビジョンが違うだけで動作が違うことがありました。他山、対岸ではなく、今一度手順の確認、リスクの確認をするのも良いのではないでしょうか。問題のキャリアには、参考になりますので、臆さずに詳細をレポートしてほしいものです。