bit
少し基礎に戻ってbit(ビット)です。0と1で表現される1桁で、スイッチのOFF/ONの状態をイメージすると良いかもしれません。bitを並べると電気のOFF/ONで数字を表現できます。2進法の数字ですね。すべて0と1で表現されています。これをデジタルとも言います。数字の解像度や表現できる大きさは、このビット数で決まります。1ビットだと0と1ですが、4ビットだと0,1,2,3が表現できます。文字はどうでしょうか。数字に表さないとコンピュータに収まりませんからコード表というのを定めて、文字に対応する数字としてコンピュータ内部では処理されます。数字となったビットは四則演算ができます。もう一つの特徴は、電気回路などでも使われる論理演算ができることです。論理和、論理積などで特徴的なので排他的論理和というものもあります。さて、ビットですが、32ビットとか64ビットとかは時々目にされるのではないでしょうか。実はコンピュータのデータ長(一度に扱うデータの大きさ)は8ビット、16ビット、32ビット、64ビットと拡張されてきており、まだ、32ビットのものがあるので、間違う恐れがある場合は、明示されているというわけです。組込用のものなどではまだ8ビットが使われていたりします。私は全てを経験する機会を得ました。私世代の方の多くもそうだとは思います。先日ノーコードが60%を超えてくるということを紹介しましたが、ノーコードプログラマーの方には無縁の話かもしれませんが、数には必ず最大最小があることは覚えておいて損はないとは思います。機会があれば、論理演算なども勉強することをお勧めします。