イプシロン

まさに時事ネタになりますが、国産小型宇宙ロケット・イプシロンの打ち上げ失敗が報道されていました。小さめですが某経済新聞にも1面で報道されていましたので見られた方も多いと思います。記事によると3段目分離前に変調をきたし軌道修正が難しいと判断し自爆処理となったようです。関係者の期待もそうですが、数十億が一瞬にして消えてしまったということになります。無軌道に修正不可な状態になると無差別爆弾な状態になるので、断腸の判断だったでしょうけど第2の惨事を防いだと評価すべきでしょう。判断の是非を問うよりは、判断が必要になるに至ったことの、つまりは原因究明が求められますね。記事は、国内の宇宙開発が大幅に遅れる可能性について言及し、ひいては宇宙ビジネスへの影響への懸念を表明していました。確かに、技術の粋を集めた一品ものを打ち上げる訳ですから依頼する方は100%を保証してほしいでしょう。今回は、民間移管への足掛かりと言うチャレンジもいっぱいあったはずなのでどこかに精度が足りていなかったのでしょう。言うは易しと言いますが、自国の技術というこのと重要さが増す昨今ですので、めげずに早急に次に向かって一歩を進めてほしいものです。

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