クリスタルズ・カイバー

ピンと来た人は、なかなかのオタクです(笑)。先般7月に米国NISTが次の暗号化技術の標準としてIBM方式に決定したようですがその通称がこれだようです。日本メーカーの提唱方式が最終選考まで残ったことは記憶に新しい(という人もオタクですかね)かと思います。いよいよ動き出したようで大手メーカーが採用という記事でした。量子コンピュータが実用化されれば、今の暗号化方式は瞬時とはいかなくても”すぐに”解読されると言われており、次期暗号化技術が待たれていました。量子コンピュータも日に日に開発が加速されており新方式の一般化との競争というか、先んじないといけないということになります。随分と前になりますが、同様なことで暗号化技術のSHA-1からSHA-2への移行が進んだ時もかなりSEは頭を悩ませたものです。私も、いくつもセミナーへ行き、結局どうなのって頭を悩ませました。本当のエンドユーザーは知らぬが仏って感じには移行されるのですが、SEはシステムを止めるわけにはいかないので、ソフト側の対応状況などを見ながら進めると言った舵取りが必要になります。あれから、暗号化通信は当たり前になり、万人がスマホを持ち、クラウドやネットバンキング・証券、EC利用は普通にあふれかえっている世の中になりました。何が起きるか、ちょっと怖いですね(笑)。でも、結局はパスワードなんで管理をしっかりとしましょう。

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