W杯(2)

 いよいよW杯が始まりました。TVも関連番組があり盛り上がりを見せているように感じます。まぁいわゆるファン心理なので冷めた方もずいぶんいるとは思います(笑)。今回は、新VARという目玉がさっそく初戦でそれが適応されたようです。ボールにセンサーが組み込まれていて蹴った瞬間というのが解るらしい。(*オフサイド簡単説明:蹴った瞬間に相手チームのGKとDFの間に味方の選手がいてはいけない。)その時間の映像を立体的にスライスし、少しでも先に入っていたらオフサイドだ。さて、ただ今回は後ろ髪を引かれるというか、すっきりと楽しめない部分もあります。そうですね、ウクライナ問題が大きくのしかかっているからだと思います。いままでもどこかの国で内戦中であったりと言う状況はあったかと思いますが、(勝手なものかも知れませんが)それだけ身近に戦争が起きているということだと思います。TVのワイドショーで何百人と言う人が死んだとか原発危機が紹介された後、お祭り騒ぎになっているカタールの絵が映し出されます。すぐ近くの国で戦争がありミサイルが飛び交っているのに、人々はW杯に酔いしれて、ビールが高いなどのニュースに感心してしまっている自分。今、平和にいる自分をありがたく思い、それを謳歌することがここに生まれたことの感謝なのだと言い聞かせても、晴れ晴れとした気持ちにはなれない。W杯は何回も休戦と言うドラマを産んだんですが今度はそうも行かないようです。楽しみましょう。平和が如何にすばらしいかを示すために。

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