くの字点

 見たこともあり、出てくれば自然に(そうだろうと思って)読めると思うのですが、先日パソコンでどうやって入力するのですかと聞かれ、はたと困ってしまいました。例的には、俳句などで”いよいよ”や”知らず知らず”など2文字以上で繰り返す時にひらがなの”く”を縦長に引き延ばしたような字で表記するものになります。お恥ずかしながら2文字分の長さを持つようなので縦書き専用ですねなどとしどろもどろで宿題にしていただきました。IMEパッドでもそれらしいものは出せずに。。そりゃそうでした、そもそも文字の構成がわかっていなかったのですから。踊り字と言われるものの一種で、縦書き専用でくの字点(上)とくの字点(下)で構成されているようです。日頃使わないのでと言い訳しつつ、(当たり前ですが)まだまだ未知との遭遇があり、日本語の奥行、またそれにしっかり対応しているという事実、すごいですね。因みに、一例として、縦書きで”おなじ”を変換すると出てくるそうです。

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